2月, 2022年
くも糸をまたいでくぐって!
今回は「くも糸避けゲーム」についてご紹介します!
この活動は教室の壁につけられた“くもの糸”を跨ぐ、またはくぐって進んでいく活動になっています。
ただ、取り組むだけでなく、各動きに対して
・跨ぐ…ゆっくり、脚は高く上げる
・くぐる…膝とお腹を床につけない
と、ルールを設けて取り組んでいます。
まずは跨ぐ動きにおいて、普段競争などスピードを意識することが多かったからか、ゆっくり行うことに筋力やバランス面で苦戦している様子がありました。
その中でゆっくり脚を高く上げるために、バランスを取ろうと両腕を上手く使って取り組んでいます!
低めの糸ではスムーズでしたが、高めの糸に関しては体格差はある中でもバランスを維持したまま脚を高くあげることに課題が見られました。
その状態でも子ども達はどこから進むとスムーズに行けるのか、やりやすい高さの糸のところを探し取り組んでいました。
壁にぶつかっても諦めずに取り組めています!
次にくぐる動きでは、たくさん取り組んでいるクマ歩きで取り組む児童が多く見られました。
ある程度高さのある糸に対してはスムーズにくぐることができていますが、一番低い糸に対してはお尻が高く上がっているため、糸に引っかかっています。
糸に当たらないように、かつ膝とお腹をつけずに歩くことはほとんどの子ども達が苦戦していましたが、その中でクマ歩きではなくプランク(肘をつけ、体を真っすぐにする)の状態で進む子がいました!!
指導員も驚き、ついていないか横から確認すると本当に肘と足以外ついていません!
その様子を見て、他の子ども達も負けじと挑戦している様子が見受けられました。
普段すぐ疲れやすい子も、身体に力を入れプランクのフォームになって取り組む様子がありました。
運動の中で、ゆっくり行うことも身体に負荷がかかります。緩急のある様々な活動を通し、筋力面や身体の使い方の向上を図っていきます。また子ども達同士がお互いに影響を与えている教室の雰囲気を大切にし、集団意識の定着に繋げていきます。

協力ボールキャッチゲーム
協力ボールキャッチゲームの紹介です。
児童同士が話し合いを行い、ボールを投げる側とコーンを使用しキャッチする側を決め、指導員が伝えた点数以上を取るゲームです。
全部で5球投げる事が出来、フープの色によってキャッチする場所が遠く、点数が高くなっています。
(遠い方から赤が3点・青が2点・黄色が1点等)
【活動の目的】
指導員が「8点以上取ってね」と伝えた時、2点を4回取るのか・3点を3回で狙うのか・2点と3点等を組み合わせて狙うのかを児童同士で話し合い、行っていく中で臨機応変に変化させていく等、考える力・判断力・対応力を養えるように取り組んでいます。
【児童の様子】
「2点狙おう」「投げるよ」「高めにお願い」「投げたいんだけど、いい?」等の会話が窺え、「残りのボール全部取っても足りないよ」と行っていく最中に気づく発言する児童が多く見受けられました。しかし児童の中にはボールが取れないことに苛立ちを見せ、集中が途切れてしまう児童がおり、“次にどうすればいいのか”を考えることが今後の課題としてあがりました。
結果を踏まえての過程を組み立てる事を行っていき、どこが成功・どこで失敗なのかを分析し、改善策を模索したのちに実践するを繰り返すことで、自身の行動を分析する機会を設けていければと思います。
